2009年12月20日

PS3音質評価「4倍サンプリングHDMI接続でもSonyCDP-X777ESに敵わず」

試聴した機材

Sony PS3 (CECH-2000B)

Sony CDP-X777ES

Teac RDS-25XS

NEC CD-10

Pioneer DV-S969AVi-N

Sony TA-DA9100ES

PS3接続方法による変化

PS3デジタル出力として光デジタル接続HDMI接続が出来ます。

デジタル接続の場合は光デジタル角型オーディオケーブルを使います。

HDMIはHigh-Definition Multimedia Interfaceといい、HDMI規格のデジタルケーブルを使って接続します。

一般的に、i-Link>HDMI>>同軸>>>光デジタル

と言われています。

i-Link時間補正がかかります。

HDMI時間補正がかかるアンプがあるようです。

i-Linkは7.1chPCMとDSDを伝送するだけの帯域が足りてないようです。

Sonyのかないまる氏によると


http://homepage3.nifty.com/kanaimaru/PS3/a1.htm

i.LINKは、6チャンネルPCMDSDを伝送する能力をもっています。しかし映画の音を伝送するチャンスはありませんでした。さらに映画制作は8チャンネルでの制作 (ディスクリート7.1チャンネルでの制作) に変わりつつあるようで、 i.LINKの規格を超えてしまいました。そういうわけで、今後はHDMIに急速に移行して行くでしょう。

しかもHDMIは音がよくなる可能性があります。今のところi.LINKとどちらがいいか微妙なところですが、i.LINK進化が止まってしまいましたので、いずれHDMIi.LINKを完全に引き離す時が来るでしょう。現在でもHDMIオーディオ専用の伝送路として使っても十分よいといえますから。


となっております。

PS3での光デジタル接続HDMI接続の差は大きく、

HDMI>>>>>>>>光デジタル接続

ぐらいあります。

 アンプSony TA-DA9100ESです。

 光デジタル角型オーディオケーブルが廉価品であることもありますし、光変換がかかりますので音質の劣化は避けられないようです。PS3の搭載端子は光デジタル端子ではなくて、同軸デジタル端子にするべきですね。ケーブルも安いですし、音も良いです。

 光デジタル接続ですと、ボーカルの定位が出ません。低音も少なく、硬さもありませんし、音全体にコシがありません。

HDMI接続ですと、ぐっと良くなります。

Sony CDP-X777ES vs Sony PS3

Sony CDP-X777ESは同軸デジタル接続です。

 同じくアンプSony TA-DA9100ESです。

PSはアップサンプリング機能があります。CDサンプリングレートを44.1kHzから4倍の176.4kHzに変換できます。LINEAR PCM 176.4kHzを受付けるアンプが必要です。

かないまる氏によると、

「要するにデジタルフィルタですね。性能も阻止帯域が320dBにも及ぶそうです。プロ用、民生用を通じ、デジタルフィルタの阻止帯域は160〜180dB程度が最高クラスですから、これはCELLによるデジタルフィルタ演算限界狙いでしょう。」

ということです。

 PS3の44.1kHzと176.4kHzの差は音場の外側の情報量が増えるところに差が出ます。しなやかさがでるという評価あるようですが、エフェクト情報などが増えることによるものだと思われます。音の本質的な差はそれほどないです。

 Sony CDP-X777ESだとボーカルの音像と定位がPS3よりもはっきりします。低音のアタック感も強くでます。メリハリのあるサウンドです。

 CDP-X777ESとPS3 176.4kHzのどちらが良いかと問われれば、CDP-X777ESに軍配があがるでしょう。

PS3はTAOCのピンスパイクインシュレーターを脚にして、1kg程度の鉛の重しを置きました。但し、かないまる氏推奨の絶縁トランスは入れてませんので、絶縁トランスを入れると評価がひっくり返る可能性があります。

Teac VRDS-25 vs NEC CD-10 vs Pioneer DV-S969AVi-N

 K氏宅で、Teac VRDS-25 vs NEC CD-10 vs Pioneer DV-S969AVi-N の比較試聴をさせて頂きました。

Teac VRDS-25 > NEC CD-10 >>>> Pioneer DV-S969AVi-N

内部搭載DAC使用で、アンプAU-X1111MOS VINTAGEだったかな?

長岡派涎水のVRDS-25とCD-10の骨太サウンドはDV-S969AVi-Nを一蹴します。

外部DACと使った比較試聴でも、VRDS-25内部DACの方が音が良いです。

VRDS-25とCD-10は低音の情報量にわずかな差が出ます。

 A氏がTeac VRDS-25をリファレンスとして残し、Sony CDP-X779ES(CDP-X777ESの後継上位機種)などを処分したところを見ると、CDプレイヤーとしてはVRDS-25が良さそうです。

 Teacの高級ブランドEsotericのP-05はPS3と同じく4倍アップコンバート機能があり、VRDS-NEO(VMK-5)メカニズムを搭載、ジッターを低減するフローレートコントロールに対応したi.LINKインターフェースを装備、ということですので機能面だけみるとVRDS-25よりも更に優位にありそうです。しかし、VRDS-25の骨太サウンドとは違う音作りかもしれません。

○総評

 3万円のPS3Sony CDP-X777ESの音に肉薄していることに驚嘆せざるをえません。私はD-58ESとD-150のバックロードホーンスピーカーを使っているので、音質差が顕著に出ますが、普通バスレフタイプスピーカーなら差も殆ど感じられず、PS3で充分だと思います。
posted by たかおん at 10:08| 埼玉 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 自作スピーカー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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