2007年01月30日

オーマイニュースに載った「声明文」です。

http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000004929


■「2ちゃんねる問題」は私たち自身の問題
 「2ちゃんねる問題」は即ちメディアの問題でもあります。幸いに鳥越編集長は「2ちゃんねる」について高い所見をお持ちですが、マスメディアのすべての方々が「2ちゃんねる問題」を理解しているわけではありません。その事が「2ちゃんねる問題」の入り口であって、出口でもあります。マスメディアが的確な問題意識を持たないがゆえに、「2ちゃんねる問題」の本質を伝えることが出来ず、結果的に解決を見ることが出来ないのです。しかし、「2ちゃんねる問題」は最後の最後にはインターネットに「参加」」している私たち自身の「在り方」を問われているのです。

■多くの人が損している「2ちゃんねる」
 「2ちゃんねる」とは無関係の多くの人が「2ちゃんねる」によって損をしています。どなたでも名誉という財産を持っています。誹謗中傷されると名誉は減ります。つまり、あなたの財産が減るということです。一方で、誹謗中傷が書き込まれたログの閲覧権を「2ちゃんねる」は有料で販売しております。「2ちゃんねる」とは誹謗中傷をお金に換えるシステムと言うこともできます。
 「2ちゃんねる」にはネットウォッチ板という誹謗中傷専門掲示板があります。インターネット上で見ることができる他のサイトの悪口が書き連ねてあります。一般的には、悪口を書かれますと表現への意欲が減退して制限されます。これもインターネット利用者が損をしていると考えられます。独創的な表現には価値があると思いますが、「2ちゃんねる」では悪口を書く格好のネタになってしまいます。表現は無制限には認められません。それは社会的責任としての縛りがあるからです。しかし、私たちは「2ちゃんねるリスク」が表現の自由を制限することは認めることはできません。
 私はこれらの事を、一部の弁護士や多くの知識人の方々に御理解頂けていないのは、本当に残念だと思います。

■誹謗中傷のみならずプライバシーの侵害がまかり通る屁(へ)理屈
 「2ちゃんねる」は個人の取扱いを一群、二類、三種という基準を設けています。しかし、無名の私人でも「2ちゃんねる」で誹謗中傷され続けているうちに、「2ちゃんねるで有名」だから「二類」扱いになり、「2ちゃんねる上」でのプライバシー情報が消されないという事例があります。これはおかしな話です。そもそも、「2ちゃんねる上」で誹謗中傷されなければ、「三種」であるわけです。つまり三種というのはあってもないようなものであり、特定の人物への誹謗中傷が勃発すれば、自動的に二類へ昇格となりプライバシー情報は消されない事例がまかり通っているのです。

■「2ちゃんねる」という名の超格差社会の成因
 「2ちゃんねる」には多くの無償のボランティアが参加しています。一方では「特定の人物」は誹謗中傷のログ閲覧権や、誹謗中傷の書き込み閲覧者に対するバナー広告収入で、多額の収益を得ています。この「2ちゃんねる」という名の超格差社会の成因を探ることも重要です。
 誹謗中傷を含む言葉のやりとりは威嚇威力効果を産み、それにより一定の権力が発生します。「2ちゃんねる」は日本語圏インターネット内における権力機構として機能しています。権力機構は権威を産み、匿名性の影に隠れて誹謗中傷を行う掲示板システムへの参加誘因力が働きます。「2ちゃんねる」は徳よりも欲が優先するマインドコントロール社会なのです。

■「2ちゃんねる」という名のヘイトサイト
 私が見聞する限りにおいて、「2ちゃんねる」上に書き込まれている大量の人種差別発言について批判的な言論は少数です。「2ちゃんねる」は初期のころから人種差別的発言が横行していました。「2ちゃんねる」の規模が拡大するにつれて、若者層が人種差別的偏見を増長していく作用をもたらしました。
 これほどインターネット上に公然と悪行が開陳されているのに、「2ちゃんねる」のこの状態が今の今まで続いてきた理由は、日本社会の免疫機能の低下を物語るものではないでしょうか。どのような社会でも悪行を成す者はいます。しかし、そのような者の跳梁跋扈を放置していては、帰属する社会秩序そのものが崩壊してしまいます。 ところが驚くべきことに現政権の外務大臣や法務副大臣が「2ちゃんねる」に対する理解を示しているのです。
 このレイシズム(人種差別主義)を推進するがごとき「2ちゃんねる」の存在は、国家間の軋轢を産み、日本を危機に晒すことになりかねません。キプロス島やパレスチナ問題を鑑みるまでもなく、一度、民族種同士の争いが発生すれば、数百年、数千年のオーダーで争いが続くこともあります。

■考えながら歩こう
 「上を向いて歩こう」という有名な楽曲があります。今風に言いますと「ポジティブシンキング」に生きていこうという歌です。それはとてもとても大事なことです。自分がよりよく在りたいという感情は、何が正しく、何が正しくないかという判断を、自らの良心に基づいて行う習慣を身につけることに繋がります。人はただぼんやりと歩いているわけではありません。右を見て、左を見て、過去を顧み、そして未来を考察しながら、歩んでいくべき生き物です。人として生き、インターネットに「参加」している皆さまが、今、「2ちゃんねる問題」に対して何をするべきか、自ずと答えが見えてくるはずなのです。
posted by たかおん at 21:33| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 2ちゃんねる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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