2015年01月02日

パナマで何があったのか?

テイラー・オブ・パナマ
という映画が500円で売っていたのでBDを買って見た。
見ると、とんでもないプロパガンダ映画であり、ノリエガ将軍の人物破壊工作の一環と思われる。


残虐すぎるパナマ侵攻の経緯
父ブッシュ政権は1989年12月20日未明に空軍、海軍と陸軍からなる5万7,384人のアメリカ軍をパナマに侵攻させた。
人口密集地区であったチョリージョ地区が、ノリエガ一派が隠れているという理由で焼かれ、 市民に多数の犠牲者が出た。
目撃者の証言では、多くのパナマ人がアメリカ兵に捕らえられ、処刑されたという。
3日間の戦闘でパナマ側は民間人を含めて400人〜2000人の死者


米帝によるあまりの暴挙に当時政治意識が低かった私ですら唖然とした。

八木啓代さんはパナマを取材したことがあるそうだ。

かつて、赤十字が立ち入りを禁止されたのは3つだけであり、

広島・長崎・パナマ

新型兵器実験が噂されている。

これにより、1999年のパナマ運河返還がうやむやになった。

ノリエガ腐敗していたが、弾圧の被害者というのはいない。

以後、湾岸戦争のフセイン、リビアのカダフィなど人物破壊と軍事侵攻が行われた。

外務省としては大きな事件な事件で、国連で棄権を具申した人物が左遷され自主的な動きが封じられた。
パナマ事件で外務省の自主外交が潰れたのである。

80年代後半に日本の商工会議所はノリエガ将軍と第二パナマ運河計画を進めていた。
これも頓挫となった。

ピンと来たのが「シェールガス」である。
アメリカ側はメキシコ湾から搬出されるシェールガスを運ぶため、日本にパナマ運河拡幅資金供出を求めている。
シェールガスは枯渇した油田に60気圧で水を圧入し、シェール層を破砕して無理矢理取り出す方法を取っており、産出エネルギー量に比べて、投入エネルギー量はおおよそ10分の1だと言われている。エネルギー収支としてはギリギリであり、かりに採掘に成功しても産出量は限定的だと言われている。
次から次へと掘削機を作らないと産出量を維持できない。

結局、ファンドを組んで資金を集めたが、原油暴落で、破綻すると言われている。

私は元々詐欺だったのではないかと考えている。
ドル基軸通貨-原油(ガス・鉱物など)の兌換体制を護るために使った方便だったのだろう。

仮にシベリア経由の天然ガスとコストが同じでも、輸送コストが違う。ましてや、海水面調整で時間がかかるパナマ運河経由である。

寒冷地での資源掘削は、それはそれで困難らしい。
だが、枯渇した油田から膨大なエネルギー投入で産出させるシェールガスよりは、経済的条件は良いだろう。

結局、政治的な理由でシベリアの資源権益に近づく政治家は失脚するようになっている。
米帝によるパナマの暴挙が日本の統治層に与えた影響は大きいだろう。外務省による自主外交が封じられただけでなく、米国が自らの意に沿わない政権が樹立されたら、軍もろとも攻め滅ぼすことができる、という具体的な行動をやってみせたのである。

首都を囲むように横田・厚木・座間・横須賀と米軍基地が展開している。
それこそ、米軍のその気になれば1時間で日本政府を鎮圧できるような構造となっている。
posted by たかおん at 21:26| 埼玉 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | アメリカ帝国 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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