2007年05月15日

2ちゃんねるが映し出す日本社会の病理

<母親殺害>「2ちゃんねる」に意味不明の書き込み
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=212268&media_id=2
私は2chの存在が犯罪を励起していると思う。
これは、一種の劇場型犯罪だ。

○2ちゃんねるが貫徹する「いじめの論理」
 自分で名乗って意見を表明する場合は、情報の真贋についての責任を負う。
しかし、匿名で投稿する情報は、誹謗中傷ウソ情報と、ほんの少しのディープスロート情報に別けられる。
2ちゃんねるはIPを取得していながら、長らく「匿名掲示板」を名乗ってきた。
運営側のボランティア連中は来訪者の書き込みにすぐにレスポンス(返答)をつける。
運営側は書き込み手のIPが表示できるツールを使っている。
レスポンス内容は投稿内容に対する質問だったり、反対意見を書いて煽ったりする。
来訪者は自分の書き込みにすぐにレスが付くものだから、喜んだり怒ったりしながら書き込みを続ける。
そして、来訪者はいいようにもてあそばれて、そのうちに叩かれ始める。
また、他の掲示板での揉め事を2ちゃんねるに引き込んで盛り上げる。
つまるところ、2ちゃんねるという「匿名掲示板」の本質は匿名を楯にした、2ちゃんねる運営側によるいじめ装置なのだ。
有名人ならいざしらず、無名の市井の人が延々中傷され続けている背景には、誹謗中傷を専業とする連中の存在がある。

○ウソしか書いてない2ちゃんねる
 私についてもいろいろ書かれた。
その中に「私(たかおん)が2ちゃんねるシンパだった」という話がある。
話しの出本は、私が2001年の頃に、インターネット掲示板に対する法規制に反対するという趣旨の文章を自分の掲示板に書いたことに起因する。
当時、本家「あめぞう」は衰退基調で、2ちゃんねるの勢力が増してきていた。
同時に2ちゃんねるが内在する危険性についてもよく知らなかったのである。
であったから、2ちゃんねるの存在を「新しいメディアの創成」として喜んだのは事実である。

 西和彦氏のオフ会に参加して、あめぞう氏に会うことが出来た。
その優れた人柄に感激すると共に、西村博之がオフ会の会場で見せたDQN振りにあきれ果ててしまった。
仮に西和彦氏に文句があるのなら、自らが正々堂々と意見を述べれば良いのに、連れの女性に総会屋みたいな事をやらせているのである。
揚げ句に、写真を撮られたら、撮影した男性の机の上に座り込んで、30分位「写真を消せ」だのとネチネチやったのである。
人のプライバシーを暴く2ちゃんねるの運営者が写真を一つ撮られたからといって、ぐだぐだ文句を言うのである。
「“2ちゃんねる”には欠陥がある!」西和彦アスキー特別顧問――“2ちゃんねる西スレッドオフ会”開催
http://ascii24.com/news/i/topi/article/2001/08/13/628749-000.html
オフ会の趣旨は西氏の弁明の機会でもあり、親族についてまで書かれて心痛の思いを語った場でもあったのだか、西氏に同情的な発言は殆ど無かった。
同時に会場を埋めつくす300人とも思われる人達が2ちゃんねるを問題視する発言をしなかったということである。
そのことが、私には気になったのである。

○抑圧されたら「無条件で抵抗する」べし
 なぜ、2ちゃんねるを問題視する発言が少ないのかといえば、2ちゃんねるの中傷が怖いのと、民度の問題だろう。
今から考えると2001年当時の「2ちゃんねる」はひ弱な勢力であった。
むしろ、今の方が「2ちゃんねる」についてあれこれ書くのは危険である(ようだ)。
ところが、私の一種の病気なのかもしれないが、抑圧されたら無条件で抵抗せずにはいられないのだ。
私は自らの信念に基づき2ちゃんねるという誹謗中傷威嚇威力虐め装置を破壊したい、
とまで思いつめたのは2001年ころから段々と感じはじめて頂点に達しのは2004年のイラク人質事件である。
命がけで戦地で孤児の面倒を見ていた女性を、アスキーアートを駆使し、ありとあらゆる罵詈雑言を「2ちゃんねるは掲載した」のである。
奉仕の精神を否定してしまったら、我々の社会はAll need is money.でしかなくなってしまう。
実際はカネがすべての世の中なのかもしれない。
しかし、命がけのボランティアを非難できるだけの人間がこの世にどれだけいるというのだろうか?
今でもイラクの人質だった人達を「3バカ」だのという人は多い。
イラク人質事件への2ちゃんねる上の誹謗中傷で日本社会が失ったものは大きいのだ。

○オタク文化を破壊する2ちゃんねる
 オタク文化好きな人は2ちゃんねるユーザーであることが多い。
ところが、2ちゃんねるではオタク文化作品を叩いて叩いて叩きのめしている。
先日は2ちゃんねる上のバッシングによりアニメ製作会社「ガイナックス」の赤井孝美取締役が辞任した。
NHKで2006年年末に放映された「その時、これから」に出演した「2ちゃんねる」で誹謗中傷されている女性声優さんが、
番組で心情を述べたところ、殺害予告のメールが来たそうだ。
これらの事だけとってみても、2ちゃんねるによって創作活動は萎縮していると思われる。
2ちゃんねるはオタク文化の破壊活動を行っているのだ。

○2ちゃんねるが野放しなのは日本民族の民度故なのか
 これを言うと、皆が怒るのだが、本当の事だからしかたない。
事の善悪の判断もロクロクできない人達が多いが故に、2ちゃんねるは野放しなのだ。
2ちゃんねるの誹謗中傷の連鎖を悪と断罪できない人が多い。
試しに隣の人にでも誰にでも聞いてみると良い。
はっきりと「悪」であるという人は僅かだろう。
日本民族の知的レベルはその程度なのだ。

 司法の方で何か動きがあると、今度は100人の内99人は「2ちゃんねるは悪」であると主張するようになるだろう。
つまり、日本人にとって事の善悪は自らが決める事ではなくて、御上が決めることなのだ。

○人は自分の知っていることしか知らぬ
 と、機動戦士ガンダムSEEDでラウ・ル・クルーゼは述べたが、そのとおりである。
学校で連綿と行われている「いじめ」。
そのいじめのルールに基づいて運営されている2ちゃんねるの存在に皆が酔いしれているのである。
若年層は学校の経験が人生に占める比重が重いので、満天下に晒されて行われている「ネット虐め」に喜び勇んで参加しているのである。
ところが、人類社会は内ゲバだけがすべてではない。
他者を誹謗中傷しても、何も生産されない。
いじめは破壊的破壊活動にすぎない。
それに何時気がつくのだろうか。
未来永劫気付かない人も多いだろう。
また、ラウ・ル・クルーゼはこうも言った。
「人は自らの行い故に滅ぶ」と。

 
posted by たかおん at 19:42| 埼玉 ☀| Comment(2) | TrackBack(0) | 2ちゃんねる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
が行った毎日新聞への訴訟は、却下されました。青写真書いたのは誰?
Posted by wanwan at 2007年05月28日 12:24
訴訟が却下されたのは裁判所の判断でしょうか?
なんだか、良くわかりません。
Posted by たかおん at 2007年06月03日 01:05
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