2007年10月21日

まずはクルマ利用を抑制するのが環境問題に取り組む第一歩〜自動車排気ガスの毒性はかなり高い〜

diana-car.jpg○「風の谷のナウシカ」に自動車会社7社がCM放送
 「風の谷のナウシカ」という言わずと知れた環境問題を捉えたアニメ作品があります。日本テレビで放送されたを見て驚きました。なんと、自動車会社7社がCM放送しました。主要な自動車会社殆どすべてでです。
「あ〜やっぱりクルマって環境に悪いンだなぁ〜」
ってしみじみ思いました。
 花粉症が増えて久しいですが、マスクをしないと外出できないなんて、まるで腐海の胞子に生存を脅かされる風の谷そっくりです(^-^;。花粉症は実はディーゼルエンジンの浮遊粒状物質(SPM:Suspended Particulate Matter)との複合汚染によって発症しているとの報告があります。杉が植林してある山の麓よりも、クルマの多い都市部で花粉症が重症化しているそうです。
 「完全自殺マニュアル」にも自動車排気ガスを使った自殺方法が解説されておりました。クルマの排気ガスを吸えば一酸化炭素(CO)中毒で死ねるのだから、毒性はなかなかのものです。
 最近はタバコの喫煙率は低下してきておりますが、肺ガンの発病は増えています。喫煙を止めてもガンの発病率はすぐには低下しませんので、更に時間が経てば肺ガンはへるかもしれませんが、一説には自動車排ガスとの複合もしくは、自動車排ガス主因説もあります。
 私個人も仕事で都内に配達の回る距離が多い日の翌日は鼻炎がひどくなります。抗ヒスタミン剤を飲んでいますので、クルマに乗らない日の翌日は調子が良いのですが、都内の排ガスもうもうの所を走向すると翌日に影響がでます。窓を締め切っていても、地元の(ETCがない)有料道路料金所(や配達での乗り降りの際に排ガスを吸ってしまうのだと思います。

○クルマ排ガスの毒性議論はタブー?
 国道沿い100m以内に住んでいる人の気管疾患率や発癌率のが他の場所より高いという統計もあるようです。私の叔母はかつて日本一の排ガス濃度を誇った板橋区の大和町交差点脇(^-^;に住んでいましたが、胃ガンで死んでしまいました。50歳ぐらいだったと思います。まぁ、酒の飲み過ぎ人生だったようですから、排ガスだけの影響とは思えませんが、排ガスの影響が無かったとは言えなかったと思います。
 普通に考えて、クルマ通りの多い道路に近い所に住むのは危険だと思います。私が住んでいるところは道路が細く、あまりクルマが入ってこないので、排ガス渦から逃れるのは良い場所かもしれません。
 マスキー法の準ずる排ガス規制や1999年PM排出基準値規制など、排ガス規制は強化されては来ましたが、何せクルマの量が多いので環境負荷はさして低下していないと思われます。

○環境問題対策するなら、まずはクルマ利用を考えるべきでしょう
 長岡派(自作スピーカー)で有名なコエフ氏の研究?ページからです。
(24) まじめに生半可なコストパフォーマンス
http://www1.kcn.ne.jp/~bamba/tips/cp.html
↑の結論においては、身の回りにあるC/P比のバランスの悪いものを評価すると、
「車は潰れるまで乗っても追いつかないので、レンタカーやタクシーを使う」
となっています。
兎角、クルマはカネが掛かります。車体価格+自動車取得税+消費税+自動車税+重量税+自賠責保険料+任意保険料+駐車場代+車検費用(自分でやれば1300円)+ガソリン+油脂類+フィルター類+バッテリー交換+ベルト交換
などなどです。都市部に住んでいると、駐車場の金額がバカになりません。
一月1万円だと、10年で120万円ですし、年契約だと毎年1月分更新料を取られたりまします。
激安中古軽自動車を自分の敷地に停めている分はそれなりに安上がりかもしれませんが、軽自動車は意外と燃費が悪く、高回転でエンジンを回すので、普通自動車よりも早くエンジンがへたります。
 結局、クルマを持つと野放図に乗り回したくなるものです。で、今時やはりの大型ショッピングモールに繰り出して、むやみやたらと物を買いたくなるわけです。クルマが無ければ、無駄な消費へのリミッターになります。排ガスだけの留まらず、いろんな意味で環境負荷を逓減させようと努力するならば、まずはクルマの所有及び利用の見直しを勘案・実行すべきなのです。

○クルマの事故はかなり多いです
 クルマ事故の死者数は減っていますが、事故後24時間以後に死んだ場合は統計上死者に入りません。死んだのに死者ではないとは変な話しですが、日本の官僚はウソを付くのも仕事なので、うっかり騙されておくのがよいのかもしれません。
 交通事故死傷者数は近年増加傾向にあり、2004年は119万0328人が死亡・負傷した((財)交通事故総合分析センター提供資料より)となっております。つか、すごくないですか?人口の1%ですがな。
 まぁ、首都高速や首都圏高速道路は事故多いですね。一般道でも多いですけどね。
でも、皮肉なことに仕事で時間が切られている場合は現地到着の確実度は電車よりはクルマの方が上です。電車の人身事故の多さは異常です。電車はストップしますと代替え路線が無い場合は致命的ですが、クルマの場合は迂回ができます。ですが、排ガスや人身事故の環境負荷を考えるとクルマの利用はなるべく押さえるべきでしょうね。

○クルマの安全や節約について考えてみましょう
  エコランとか言って、やたらとゆっくり加速して、ゆっくり走っている人がいますが、信号にひっかかって加減速が増えるのと、交通渋滞に繋がって全体としては環境負荷を高めるようです。今のはコンピューター制御のインジェクションエンジンですので、そーっと踏み込んでも、普通に踏み込んでも対して燃費に影響はないようです。発車時にクリープ現象を使ってから加速すると燃費節約に効果あるようです。
 運送会社ではタコグラフを付けて、50km走向制限を行なっているようですが、上記の理由でそれはそれで迷惑ですね。クルマは40kmから70kmまでが最も燃費が良いようです。一般道では速度制限+20km未満(違法だけど)で、高速道路では100kmぐらいの走向で燃費が良い結果になるようです。
 節約といえば、ユーザー車検です。自動車屋に車検を出して明細書を見ると
「ベアリング交換」
などと書いてあります。天地神明に誓ってベアリング交換なんてしていないでしょう。
そもそも、そんなもの頼んだ覚えがありませんし、仮にベアリング交換したとしてもメーカー指定の既定トルクで締めつけてしているか疑問です。今時、ベアリングがおかしくなるなんてことはないのでありますから、下手に交換するとかえって故障のものです。というおかしなことがあってから、ずっとユーザー車検をやっています。
 普通に不具合なく走るクルマならまず通ります。ヘッドライトの光軸がずれていることがありますが、車検場周辺のテスター屋で調整してもらいましょう。業者だと言い張ると1200円ですが、一般ピーは2000円と違法二重価格制度になっています(^^)v

○クルマの代替え手段を考えてみましょう
 私が若い頃は(^-^;農家が市道や県道を大八車を使っている姿を見かけましたが、今時はさすがに見かけません。心なしかバイクも減ってきているように思もえます。
 さすがに大八車は低速過ぎて危険ですが、最新鋭の4ストロークバイクなら排ガス規制の関係で昔の2ストバイクよりは遥かに排ガスはクリーンに(それでも猛毒だけど)になってます。
 自転車も有効利用すべきです。中国製造のママチャリのコストパフォーマンスは非常に高いです。税金もかかりませんし、廃棄も無料です。
 当然、遠方への外出は電車を利用すべきなのです。都市部の電車は本数も多いので利便なのですが、かなり郊外の電車は本数も少ない上に電車賃も高いです。自ずとクルマ利用へシフトしがちになると思います。
 ただ心得ておかねばならないのは、クルマとは定常毒ガス散布殺傷用具という致命的な問題を抱えて走向しているということです。クルマ批判がマスメディアに出ることは少ないですが、社会的な負荷の高さは凄まじいです。クルマの事故で重症を負って、生涯ハンディキャップを負っている人達も社会に埋没して見えないだけで、クルマ社会に対する声なき怨嗟の声が地を這っていることを、私達は忘れてはなりません。

posted by たかおん at 23:02| 埼玉 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 経済問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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